野球肘とはスポーツ障害のひとつで、野球の投球による肘関節  部の軟部組織(筋肉や靭帯、軟骨など)の障害の事で大きく分けて内側型・ 外側型・後方型があります。
一概に野球肘だからと言っても全部同じ症状とは限りません。
原因は投球フォームが悪い・使い過ぎ・年齢が関与しています
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千果整骨院

福井県 鯖江市 整骨院                                                健


野球肘



 









内側型

使い過ぎやフォームが悪いと、前腕屈筋群(指や手首を曲げる筋肉)に強い収縮力が起こりその緊張は上腕骨内側上顆(肘の内側の出っ張り)の軟骨に伝達され牽引力となります。すると、最初は筋肉が付く所の炎症ですが、進行すると成長するのに必要な軟骨の変形や軟骨が剥がれてしまったりします。

症状
●肘の内側の骨の出っ張り部分を押すと痛みが、腫れ、熱感がある
●力を入れると痛い、投げると痛い
●肘が伸びきらない・曲がりきらない

外側型(離断性骨軟骨炎)

腕の振りが加速していくと、投球動作による肘関節の負荷は増え、肘の関節の内側は引っ張られ、外側には強い圧迫力がかかり、さらにねじれを生じさせます。離断性骨軟骨炎はこの肘の外側の関節面を中心とした軟骨・軟骨下骨の障害です12才をピークに10〜15才に好発します。

症状 
●肘の外側の痛み
●投球中関節周辺の鈍痛 肘が伸びずらい
●外側の骨が遊離し関節内に挟まると、激痛とロッキング(関節ねずみ)になる。
    
この外側の痛みは野球肘の中でも非常に厄介なものです

後方型

内側型と同じように腕の後ろにある筋肉が付着する肘頭(肘裏の骨の出っ張り)に引っ張る力が加わり発生し、初めは筋肉の付着部の炎症ですが進行すると骨棘形成(骨にとげがでる)や遊離(剥がれて元の場所から離れる)を伴うことがあります

症状
●肘の後ろの痛み 押すと痛いズキズキ
●投げ終わりに痛い
●屈伸制限 


対策と対処

まずは安静・投球禁止が基本
症状により固定することもあります。痛みを我慢ぜず、早期発見・早期治療がとても大切です。
症状が軽い場合は、練習量の調整をしながら練習を休まず治療することも出来る場合がありますので早めに治療することをお薦めします。
 
 アイシングや前腕の筋肉のストレッチをしっかり行い予防に努めましょう

前腕筋のストレッチ

※アイシングやストレッチをすれば痛くても大丈夫と言うことではありません
 
※ピッチングは全身運動になるので肘・肩以外にも股関節や体幹の柔軟性が必要です




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