発生しやすい骨端症(成長痛)の場所をご紹介致します
背骨特に胸椎の発育障害 障害が進むと胸椎の後弯を呈し
背部〜腰部に倦怠感・自発痛を訴える
思春期(13〜17才)に好発
肘(上腕骨小頭骨端核)に発生する。
肘の屈伸で痛みが増強
5〜10才に好発
野球肘やテニス肘との鑑別必要
手関節は小さな8個の骨があり、その中の1つの月状骨と言う骨
の無腐性骨壊死(骨が腐る)
手の運動に際し、圧迫を受けやすく繰り返しの外力で月状骨への
血行が絶たれて発生
手首をよく使うスポーツや仕事の方に好発
股関節(大腿骨骨頭骨骨端核)に発生する。
栄養動脈遮断による血行不良で骨が腐ることにより起こる
股関節から太ももに痛みがあり、痛みの為足を引きずって歩くこ とも特徴の1つ。
成長期の子供3〜8才の男児に好発
膝のお皿の下部に発生 スポーツなどにより膝の運動を繰り返すことにより起こる
限局性の痛み・圧痛出現 成長期(10才前後)に好発
膝のお皿の下2〜3cmの骨が隆起した部分に痛み・腫れが発生する
スポーツなどにより膝の運動を繰り返すことにより起こる
10〜15才男子に好発
足の小指側の外くるぶしのすぐ下辺に発生
過度なスポーツで起こる 様々な年齢で発生
かかとの骨に発生 踵骨骨端核があり(10才で出現 15才で癒合)アキレス腱の緊張により
引っ張られ痛みが出現 腫れ・熱感伴う
10〜12才の男児に好発
足の関節の中に舟状骨と言う骨に発生 循環障害により起こり、足の甲内側に痛み出現
3〜8才男児に好発